子どもが歯医者に笑顔で楽しく通うために~小児歯科とご家庭でできる工夫~
2023.05.24
皆さま、こんにちは。
盛岡市の歯医者【ししど歯科医院】です。
「子どもが歯医者に行くのを嫌がったらどうしよう」「ちゃんと歯科治療が受けられるか心配」と、お子さまの歯医者デビューを心配されている保護者の方はたくさんいらっしゃいます。
そのようなときは、少しの工夫をすることで「歯医者に行きたい」とお子さまに思ってもらえるようになりますので実践しましょう。
今回は、笑顔で楽しく通うために「ご家庭」と「小児歯科」でできる工夫についてお話しします。
小児歯科に子どもが楽しく通うための工夫【ご家庭編】
まずは、ご家庭でできる工夫を紹介します。
歯医者のイメージ
「歯医者は楽しい」「歯医者に行きたい」と思えるような声掛けを普段からするのがおすすめです。
お子さまとの毎日の歯磨きの時間に「気持ちがいいね」「すっきりするね」と伝え、まずは歯に対する意識を高めます。
その上で、「歯医者に行くとお口がスッキリするよ」など前向きなイメージを持たせてあげましょう。
ご機嫌のいい時間に通院
お子さまは、お腹がすいている、眠たいなどの理由でご機嫌を損ねることがありますよね。
歯科医院の予約をする際は、昼食や夜ご飯の前を避けましょう。
また、お昼寝の時間を避けるのもおすすめです。
正直に歯医者に行くと伝える
歯医者に行く際は、「ばい菌をやっつけに歯医者に行こうね」「歯のお掃除をしに歯医者に行こう!」と正直に誘いましょう。
歯医者に行くときに「買い物に行くからお出かけしよう」と、嘘をついて連れ出すのはおすすめできません。
また、本当は治療をするのに「歯医者に行くだけで何もしないよ」などというのも嘘をつかれたという不信感につながり、次回から歯医者への通院に連れ出すのが難しくなるリスクがあります。
小児歯科に子どもが楽しく通うための工夫【小児歯科】
学校健診で多くの年齢の子どもたちにもっとも多い疾病がむし歯のため、小児歯科に通院して予防ケアを受けることが大切です。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット‐子供のむし歯の特徴と有病状況 より) >
小児歯科に楽しく通うためにできる工夫を紹介しますので、実践してみてください。
待合室ではいつも通り笑顔で対応
待合室でお子さまがリラックスできるように、保護者の方はいつもどおり笑顔で世間話しをしてお待ちください。
保護者の方が緊張すると、お子さまは敏感なので緊張が伝わるものです。
「痛くないよ」という声掛けはNG
治療中に「痛くない?」「痛くないから大丈夫!」と声掛けをしたくなりますよね。
ただし、お子さまは「痛い」という言葉だけが頭に残り、「これから痛いことをされるかも……」と不安になるのです。
そのため、治療中は「がんばっているね」「すごい」などの前向きな言葉をかけましょう。
治療後はたくさんほめる
治療後は、お子さまのことをたくさんほめることが大切です。
たとえ治療が最後までできなくても、叱ることはせず「歯医者に来れた」事実を褒めてあげましょう。
子どもは保護者の方にほめられると、「次もがんばろう」「嬉しい」と思ってくれます。
楽しくお子さまが歯医者に通える「ししど歯科医院」
土曜は17時半、平日夜は18時まで診療している歯医者【ししど歯科医院】は、女性歯科医師が在籍しています。
お子さまの緊張を取り除くために、世間話をすることからスタートし、無理に治療を行うことはありません。
歯医者の雰囲気に慣れたら、ゆっくりお子さまに合わせて治療を進めますので、ご相談ください。
当院は岩手県交通「乙部中学校」停留所から徒歩1分の立地で、駐車場は6台完備していますので、お子さまと車や交通機関を使用してお越しいただけます。